注入が終わったら
これからの作業は、使用する輸注ポンプによって異なります。
クロノポンプ
抜針(針を抜く)
輸注ポンプを止める
注入が終わる10分前にアラームが鳴ります。
ボタンを押して、画面の表示を確認します。
再度ボタンを押して注入を続けます。
注入が終わる5分前にも同様にアラームが鳴ります。同じようにボタンを押してください。
注入が終わると再度アラームが鳴ります。
ボタンを押して、画面の表示を確認します。
ボタンを押して注入の終了を確認すると、画面に「モドシチュウ」と表示され、プッシャーが自動的に「輸注ポンプの設定」で設定した位置までゆっくり戻ります。
プッシャーが戻り始めたら、針を抜くことができます。
プッシャーが元の位置まで戻るのに、数十秒~数分かかります。
プッシャーが戻り始めたのを確認し、10秒ほど待ってから次の「針を抜く」に進んでください。
針を抜く
プッシャーが戻り始めて10秒ほど待ってからテープをはがし、翼状針をゆっくり抜きます。
注射部位を絆創膏で保護する
注射部位から出血がないことを確かめた後、絆創膏で保護します。 ※ 軽い出血があるときは、出血が止まるまで滅菌ガーゼなどでやさしく押さえてください。
注射後、注射部位をもまないでください。
針の廃棄
針を廃棄する
翼状針をシリンジからゆっくりはずし、キャップをつけずに、そのまま廃棄ボックスに入れます。
キャップをつけようとすると、指に針を刺す可能性があり危険です。必ずそのまま廃棄ボックスに入れてください。
廃棄ボックスの上蓋は、一度閉めたらロックがかかり、再度開けることはできません。
クーデックシリンジポンプ
抜針(針を抜く)
輸注ポンプを止める
お薬が少なくなると、パイロットランプが橙色に点灯し、[薬液残量]警報ランプが点滅して警報音が鳴ります。[消音]スイッチを押して警報音を止め、注入を続けます。
お薬が完全になくなると、輸注ポンプが止まり、パイロットランプが赤色に点滅し、[薬液残量]警報ランプが点滅して警報音が鳴ります。[消音]スイッチを押して警報音を止め、[薬液残量]警報ランプが赤色の点滅から赤色の点灯に変わるのを確認します。
[電源]スイッチを約4秒長押しし、電源を切ります。
針を抜く
輸注ポンプを止め、10秒ほど待ってからテープをはがし、翼状針をゆっくり抜きます。
注射部位を絆創膏で保護する
注射部位から出血がないことを確かめた後、絆創膏で保護します。 ※ 軽い出血があるときは、出血が止まるまで滅菌ガーゼなどでやさしく押さえてください。
注射後、注射部位をもまないでください。
針の廃棄
針を廃棄する
翼状針をシリンジからゆっくりはずし、キャップをつけずに、そのまま廃棄ボックスに入れます。
キャップをつけようとすると、指に針を刺す可能性があり危険です。必ずそのまま廃棄ボックスに入れてください。
廃棄ボックスの上蓋は、一度閉めたらロックがかかり、再度開けることはできません。