注射:注入が終わったら

  1. 針を刺す
  2. お薬の注入
  3. 注入が終わったら

注入が終わったら

これからの作業は、使用する輸注ポンプによって異なります。

クロノポンプ

抜針(針を抜く)

輸注ポンプを止める

注入が終わる10分前にアラームが鳴ります。
メニュー実行ボタンを押して、画面の表示を確認します。

再度メニュー実行ボタンを押して注入を続けます。

注入が終わる5分前にも同様にアラームが鳴ります。同じようにメニュー実行ボタンを押してください。

注入が終わると再度アラームが鳴ります。
メニュー実行ボタンを押して、画面の表示を確認します。

メニュー実行ボタンを押して注入の終了を確認すると、画面に「モドシチュウ」と表示され、プッシャーが自動的に「輸注ポンプの設定」で設定した位置までゆっくり戻ります。
プッシャーが戻り始めたら、針を抜くことができます。

プッシャーが元の位置まで戻るのに、数十秒~数分かかります。

プッシャーが戻り始めたのを確認し、10秒ほど待ってから次の「針を抜く」に進んでください。

針を抜く

プッシャーが戻り始めて10秒ほど待ってからテープをはがし、翼状針をゆっくり抜きます。

注射部位を絆創膏で保護する

注射部位から出血がないことを確かめた後、絆創膏で保護します。 軽い出血があるときは、出血が止まるまで滅菌ガーゼなどでやさしく押さえてください。

注射後、注射部位をもまないでください。

針の廃棄

針を廃棄する

翼状針をシリンジからゆっくりはずし、キャップをつけずに、そのまま廃棄ボックスに入れます。

キャップをつけようとすると、指に針を刺す可能性があり危険です。必ずそのまま廃棄ボックスに入れてください。

廃棄ボックスの上蓋は、一度閉めたらロックがかかり、再度開けることはできません。

クーデックシリンジポンプ

抜針(針を抜く)

輸注ポンプを止める

お薬が少なくなると、パイロットランプが橙色に点灯し、[薬液残量]警報ランプが点滅して警報音が鳴ります。[消音]スイッチを押して警報音を止め、注入を続けます。

お薬が完全になくなると、輸注ポンプが止まり、パイロットランプが赤色に点滅し、[薬液残量]警報ランプが点滅して警報音が鳴ります。[消音]スイッチを押して警報音を止め、[薬液残量]警報ランプが赤色の点滅から赤色の点灯に変わるのを確認します。

[電源]スイッチを約4秒長押しし、電源を切ります。

針を抜く

輸注ポンプを止め、10秒ほど待ってからテープをはがし、翼状針をゆっくり抜きます。

注射部位を絆創膏で保護する

注射部位から出血がないことを確かめた後、絆創膏で保護します。 軽い出血があるときは、出血が止まるまで滅菌ガーゼなどでやさしく押さえてください。

注射後、注射部位をもまないでください。

針の廃棄

針を廃棄する

翼状針をシリンジからゆっくりはずし、キャップをつけずに、そのまま廃棄ボックスに入れます。

キャップをつけようとすると、指に針を刺す可能性があり危険です。必ずそのまま廃棄ボックスに入れてください。

廃棄ボックスの上蓋は、一度閉めたらロックがかかり、再度開けることはできません。