注射:針を刺す

  1. 針を刺す
  2. お薬の注入
  3. 注入が終わったら

針を刺す

注射(針を刺す)ストレートの翼状針をお使いの方

消毒用アルコール綿で注射部位を消毒する

注射部位の中心から円を描くように外側に向かって消毒します。

消毒後は、完全に乾かしてください。乾くのを待つ間に、固定のためのサージカルテープを切って用意しておきます。

注射部位は毎回変更し、これまでの注射でトラブル(赤くなった、腫れたなど)があった部位を避けてください。

針キャップをはずす

翼状針を持ち、針についているキャップをはずします。

針で指を刺さないよう、十分に注意してください。

注射部位に針を刺す

皮膚をつまみ、皮膚に対して45°〜90°の角度で翼状針をいっきに刺します。針の角度は主治医の指示にしたがってください。

針を固定する

翼状針の上から、サージカルテープを貼り、翼状針がずれないように固定します。

ストレートの翼状針を使用する際の固定方法

角度を保てるように、滅菌ガーゼを折って翼状針の下に敷きます。

翼状針の持ち手部分の前後を、丸めた滅菌ガーゼではさみます。丸めてテープで止めた滅菌ガーゼをあらかじめ準備しておくと便利です。

テープは、翼状針と滅菌ガーゼにしっかり沿わせるように止めましょう。

血液の逆流がないことを確認する

シリンジのプランジャーをゆっくり引いて、チューブに血液が逆流しないことを確認します。

チューブに血液が逆流した場合は、一旦針を抜き、翼状針をシリンジからはずして廃棄し、新しい翼状針で、もう一度プライミングからやり直してください。

チューブを固定する

チューブをたるませ、サージカルテープでからだのどこか1ヵ所に固定します。

注入の途中で針が抜けないようしっかり固定してください。

複数の部位に分けての注射は、主治医の指導を受け、指示にしたがってください。

注射(針を刺す)直角針をお使いの方

消毒用アルコール綿で注射部位を消毒する

注射部位の中心から円を描くように外側に向かって消毒します。

消毒後は、完全に乾かしてください。乾くのを待つ間に、固定のためのサージカルテープを切って用意しておきます。

注射部位は毎回変更し、これまでの注射でトラブル(赤くなった、腫れたなど)があった部位を避けてください。

針キャップをはずす

翼状針を持ち、針についているキャップをはずします。

針で指を刺さないよう、十分に注意してください。

注射部位に針を刺す

皮膚をつまみ、皮膚に対して90°の角度で翼状針を根元までいっきに刺します。

針を固定する

翼状針の上から、サージカルテープをななめに交差するように貼り、翼状針がずれないように固定します。

血液の逆流がないことを確認する

シリンジのプランジャーをゆっくり引いて、チューブに血液が逆流しないことを確認します。

チューブに血液が逆流した場合は、一旦針を抜き、翼状針をシリンジからはずして廃棄し、新しい翼状針で、もう一度プライミングからやり直してください。

チューブを固定する

チューブをたるませ、サージカルテープでからだのどこか1ヵ所に固定します。

注入の途中で針が抜けないようしっかり固定してください。

複数の部位に分けての注射は、主治医の指導を受け、指示にしたがってください。