無又は低ガンマグロブリン血症では
「免疫グロブリン補充療法」を
行います
「免疫グロブリン補充療法」は次のような治療です。
免疫グロブリンを、お薬(人免疫グロブリン製剤)で補充します。
血管に針を刺して注入する静脈内注射(点滴)と、お腹や太ももに針を刺して注入する皮下注射のどちらかで行います。
皮下注射は自宅でもできます。
無又は低ガンマグロブリン血症の原因となっている病気そのものを治すためのものではありません。
そのほか、感染症にかかった場合は、抗菌薬や抗ウイルス薬を投与することもあります。
点滴による補充
3~4週間に1回病院で行う
血管に針を刺して静脈内に注入する
注射の時間は約3~4時間くらい
皮下注射による補充
2週間に1回もしくは1週間に1回行う
自宅でもできる(自己注射)
お腹や太ももに針を刺して皮下に注入する
注射の時間は約1~2時間くらい
実際の時間は、お薬の量、使う針、注入のスピードなどによって前後します。
特に、初めてと2回目のキュービトルの注入には時間がかかります。
- 参考
- ・献血グロベニン®-I静注用 電子添文