キュービトルは、免疫グロブリンを補充するための皮下注用人免疫グロブリン製剤です
キュービトルには次のような特徴があります
自宅で自己注射ができます
自己注射を練習し主治医の許可が出たら、自宅で注射ができるようになります。注射の練習は、医師や看護師など、医療従事者と一緒に行います。自己注射を習得すると、注射のためだけに病院に行く必要はなくなります。
ライフスタイルに合わせた選択ができます
2週間に1回、または1週間に1回の注射が選べます。日常生活のリズムを考え、注射のスケジュールを主治医と相談して決めていきます。状態をみながら、主治医と相談して注入の速さも調整できます。
注射にかかる時間は、お薬の量、使う針、注入のスピードなどによって前後します。
特に、初めてと2回目のキュービトルの注入には時間がかかります。
専用の機械 (ポンプ)を使って注射します
※使うポンプは病院によって異なります。
-
ツートック
(採液針) -
翼状針
(ストレートの翼状針または直角針) -
シリンジ
-
廃棄ボックス
安定した免疫グロブリンの濃度を保ちます
皮下注射では点滴に比べてお薬がゆっくり吸収されます。皮下注射製剤のキュービトルは、必要な量のお薬を定期的に注入することで、血液中の免疫グロブリン(IgGなど)の濃度を安定して保つことができます。